アルタイ·タヴァン·ボグド山はモンゴルの最西端に位置し、首都ウランバートルから1821キロ離れている。この山は、首都バルヤン·ウルギイ県から185キロ離れたバルヤン·ウルギイ県のツェンゲル村とウラアンクス村の境界に位置している。

モンゴルには280以上の山があり、名前に「ボグド」という言葉が含まれており、最も高いのはアルタイ·タヴァン·ボグド/4374m/である。 クヒテン、ナイラムダル、ブルゲッド、マルチン、ウルギイなど、一年中雪の多い頂上がある。

国内3大氷河、ポタニン氷河、アレクサンダー氷河、グレイン氷河がある。 その中で最も大きいのがポタニン氷河で、長さは20kmに達し、主に濃い茶色の山と草原、沼地の土壌と岩石が合わさって形成された。また、モンゴル赤書（絶滅危惧種の一覧）に掲載されているユキヒョウ、カワウソ、アルタイアガルガリ、イベックス、アカシカなどの野生動物の生息地でもある。沼地と水鳥は山の湖、池、川に集まる。 アルタイスノーコック、シロナガスクジラ、ダルマチアンペリカン、オオハクチョウ、コウノトリ、パラスカモメ、ステップガチョウなどの絶滅危惧種の鳥類の他にも、サンショウウオ、ハゲワシ、ワシ、バザード、ハヤブサなどの肉食性鳥類が山の森や岩山に生息している。 山の河川でよく見られるモンゴリナラ、アルタイオスマン、オオコウモリなど3種の魚がいる。

山の岩には岩刻画、切手、碑文が多く、2500年から3000年以上の歴史文化遺産を示している。 鹿を描写した関西山脈に位置する鹿石とは異なり、アルタイ山脈に位置する鹿石は馬を描写している。 鹿の石に広く見られる刀の他にも、大きな太陽、小さな月、時には太陽を射る矢が石の上の角に刻まれている。 この山にはフンヌ、トゥルク、ウイグル、大モンゴル帝国の古代部族に由来する多くの墓や埋葬地がある。 山のモゴイッとオンゴッ谷で発見された30余りの人間石碑がある古墳がある。ホトヌールの近くで発見された人間石碑2基をはじめ、形と造形が興味深い墓もある。  

バヤン·ウルギイ州を訪れる観光客のほとんどは、アルタイ·タヴァン·ボグド山を訪れる。 例えば、2018年には約3,000人の観光客がアルタイ山脈の厳格な保護地域の行政からアルタイ山脈の訪問許可を要請した。この山は年中いつでも登ることができるが、専門家らは7~9月の天気が一番良いと見ている。 しかし、アルタイ·タヴァン·ボグド山の天気は、一日で四季をすべて見ることができるほど非常に不安定だ。山の周辺には観光キャンプやホテルがない。テントや地域住民が集まる場所で夜を過ごすことができます(1泊あたり1人2万~3万MNT)。

モンゴルの元大統領は2012年、この山を国家指定山のリストに含めるよう令第181号を出し、5年に一度の天主教儀式を行うようにした。 2014年7月3日、当時のツ大統領が率いた政府関係者が参加し、初の国家記念式が開かれた。 エルベグドルジ。 第2回目の式典は2022年8月3日に行われます。